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1998年創業のハウスメーカー、タマホーム株式会社。同社は「すべては"Happy Life"のために"Happy Home"を提供する」とのミッションステートメントの下、社員の多様な働き方の実現に取り組んでいる。2018年4月に導入した、子供を職場に同伴して勤務することを認める「子ども同伴勤務制度」についてお話をうかがった。
取材・文◎石田ゆう子
いざというときに子供や孫を職場に同伴できる制度
高品質で適正価格な注文住宅の供給を主力事業とする同社。"Happy Home"をお客さまに提供するためには、社員も幸せでなくては、と、多様な働き方を選択できる制度や、風土作りを進めている。
そうした人事企画を担っているのが人づくり部。「いわゆる人事部です。人材がいちばん大事だという経営の思いもあってこうした名称になっています」と、人づくり部課長代理事務センター課長代理の梶原元紀さんは話す。
「子ども同伴勤務制度」は、2017年12月から10か所の支店で試験運用を開始。その結果を踏まえ、2018年4月より、本社を含めた全拠点245か所で本格導入した。
対象は、満二歳(育児休業終了)から、小学校卒業までの子または孫を持つ正社員。利用条件は、2つだけ。1、子供が認可保育園に入れずに「待機児童」となってしまった場合や、子供の休暇などの際に預け先を確保できないなどの緊急時。2、事前に所属長に許可を得ること。同伴時間や利用回数に制限はない。
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