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1982年創業、ビッグデータの分析から商品の企画、製造、販売、物流を一貫して行うマーケティングメーカー、株式会社アイケイ。2014年より、新入社員だけで構成されるバーチャル部門「おもてなし課」を設置。社内外に向けたおもてなしの施策を、新人に企画、運営させることで、自立した人材の育成や、会社のファン作りにつなげている。
取材・文◎石田ゆう子
おもてなしを追求するバーチャル部門を設置
通販会社などを対象に、商品の企画から、在庫管理、配送までを一貫して行うビジネスモデルを確立し、BtoC、BtoBtoCの小売りと卸の両域で活躍する同社。現在、長年にわたって培われてきた商品の売れ筋を見極める力や、ビッグデータを生かし、化粧品や食品などの分野でヒット商品を生み出し続けている。
2014年、社内外へのおもてなしを考えるバーチャル部門「おもてなし課」を設置。メンバーは、新卒の新入社員のみ。週に1回、1時間だけ集まって、おもてなし案を出し合い、実行する。経営や先輩社員は、干渉しないのがルールだ。「そもそもは、経済産業省主催の『おもてなし経営企業選』に参加するために始めた取り組みです。来社されるお客さまや、社員に喜んでもらえるような施策をいろいろと考えて行っていたのですが、それが非常に好評だったので、おもてなし経営企業選が終了したあとも継続しています」と、管理チーム チームマネージャーの江口英文さんは話す。
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